住民対策、近隣迷惑などのトラブルによる事例
住民対策、近隣迷惑などのトラブルによる事例
新しい建物を建築途中、高級住宅地の町並みが変わるためという理由で住民からのクレームが殺到。工事が中断した事例についてご紹介させていただきます。
目次
どのような問題を抱えて相談に来たのか?
D社は、高級住宅街に10棟現場を造りましたが、町並みが変わる事を嫌う、周辺の保守的な住民から、様々なクレームと要求を持ち込まれ、工事が停滞してしまいました。
弁護士としてどのようなアドバイスをしたのか
クレームが単なるエゴの領域であれば毅然と断り、向こうからの理不尽な要求に対しては戦うようにするとともに、住民の側の良い分に理があると思われる物については出来るだけ建築計画を見直すように妥協もアドバイスしました。
具体的にどのようなサポートをしたか
どの程度要求を通し、引くところは引くかの見極めのサポートをしました。
どのような結果になったのか
無事に住民と合意書を交わし、住宅を建てることができました。
弁護士が介入したメリット
建築会社側は、まず、弁護士がつかなければ、対住民訴訟は解決できません。エゴに感情的に対決しては終わりですし、法的にきちんと理由をつけて排除しないといけません。
また、エゴに見えても一理ある部分については後に訴訟で追い回されるよりは、早期に妥協した方が、貴重な時間を無駄にせず、物件を早くに建築し、売却することができますので、その見極めも大切です。こういった作業は専門的な知識が無いとできません。
当事務所ならではのポイント
対住民の訴訟案件は多く取り扱っており、経験豊富な弁護士が解決の方向に導きます。
今後の予防策
日本人は家や土地にとても愛着を持っているためすこしのことでもクレームになることが多いです。危機感を持ち、社員に徹底的に住民に対する配慮を教育することで、近隣対策につながります。
法律的な問題・疑問をいつでも、どんなことでもお気軽にチャットでご相談頂けます。
リーガルコネクトでは、ご相談頂いた内容に、原則24時間以内にご回答いたします。
関連コラム
建物の明渡しを円滑に行う方法
仲介業者が、売買契約を無事決済にこぎ着けるために気をつけるべきこと
仲介業者の責任の本質!告知義務違反にあたるかどうかが問われた事案を中心に
建築訴訟、どう対応すればいい? ー実際の裁判の現場からー
「あいつが悪い」は通用しない!下請の手抜き工事に対する対処法
知っておきたい!契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)の実際
建築工事の遅延をめぐる問題の解決法
クレーマーから会社を守ろう!!クレーマーは間違ったサービスを作り出す
これだけは絶対するな!!建築の法令違反に対する処分と罰則
設計事務所のための使える契約書・使えない契約書
不当な解約から報酬と著作権を守るために
中古住宅販売における現状有姿と庇護担保(契約不適合責任)
設計報酬の取り損ないを防ぐ
建築業者が知っておくべき相隣関係トラブル対処法
建築条件付土地の売買を成功させる3つのポイント
ローン条項を悪用されずに決済にたどり着くための時間戦争
建築設計報酬の不払いを防ぐ3つの方法
法律的な問題・疑問をいつでも、どんなことでもお気軽にチャットでご相談頂けます。
リーガルコネクトでは、ご相談頂いた内容に、原則24時間以内にご回答いたします。