妻が勝手に離婚届を提出。離婚無効の調停を提起した事例

妻が勝手に離婚届を提出。離婚無効の調停を提起した事例

性別:男性
年齢:60代
職業:会社員
結婚歴:約5年
子供:なし

目次

事案内容

事案の概要

突然妻からDVを理由に離婚だと言われ離婚の調停を起こされました。ところが、DVの事実など全くなく、それどころか逆に妻からのDVによりご相談者様(以下Gさん)は体中傷だらけになっているような状況でした。Gさんはそのような妻であってもやり直したいと考え、円満解決を望みましたが、結局調停は不調となりました。

ところがその後、相手から突然「話し合いが決裂したということは離婚でいいということだから離婚届を出しておいた」というよくわからない連絡がありました。確認すると離婚届を勝手に提出されており、その無効を争うべく、離婚無効の調停を提起しました。もっとも、その後Gさんもこのような女性と結婚していても仕方がないと思い直し、調停を取り下げ、離婚を追認する合意書を作成しました。

結果

  • 離婚が成立しました。

解決期間

約12ヶ月

解決ポイント

  • 離婚無効の調停
  • 離婚の不受理届の提出

弁護士からのアドバイス

離婚届を勝手に作成して出された場合には、離婚の意思を欠くため届出は無効となります。最も、相手方がこれを認めない場合には離婚無効の調停を申し立て、なお合意に達することが出来ない場合には離婚無効の訴訟を提起する必要があります。なお、このように一方的に離婚届を提出されるような事態を防ぐための方法としては事前に離婚の不受理届を役所に出しておくという方法があります。離婚自体に争いがある場合には忘れずに提出することをおすすめします。もちろん事後的に調停で争うことも可能ですが、離婚届を受理された後ではかなり手間と時間がかかってしまうので事前に弁護士に相談の上、離婚の不受理届を提出しておくことをお勧めします。