家を出てから所在不明になった事例

家を出てから所在不明になった事例

性別:女性
年齢:20代
職業:会社員
結婚歴:約5年
子供:2人

目次

事案内容

事案の概要

夫からの過度なDVがあり、証拠等も十分にそろっていたため離婚自体には問題のなかった事案でした。もっとも、相手方が家を出てから所在不明となっており、訴状送達の面で問題が生じました。また相手方の意思能力に問題があり、後見人の選任が必要となる可能性がありました。

結果

  • 離婚が成立しました(協議)。
  • 慰藉料・養育費なし
  • 親権獲得

解決期間

約1ヶ月

解決ポイント

  • 公示送達をすべく、調査および報告書の作成
  • 早期離婚の実現

弁護士からのアドバイス

相手方の所在が分からない場合には公示送達という送達方法が存在しますが、これを実施するためには相手方の所在が本当にわからないということを証明しなければならず、現地での調査(住民票など所在可能性のある場所について近隣住民に対する聞き取りや表札や郵便物の確認等)が必要となります。現地調査をDV被害者本人が行うとなると相手方と直面してしまう可能性等も高く、かなりの危険が伴うため、弁護士に依頼することをお勧めします。

また、相手方に意思能力の問題がある場合には、後見人を選任したうえで訴訟を行う方法が考えられますが、後見人の選任に時間がかかってしまうため早期の離婚が難しくなります。このような場合には、協議で早期に終わらせるというのも一つの手です。もっとも、その場合には離婚無効等のリスクもあるので、弁護士に相談したうえでリスク管理をしておくことが必須と思われます。